首都圏で中学受験する子供の人数

家庭教師が首都圏の中学受験を分析

首都圏で中学受験する子供の人数

首都圏で中学校を受験する子供の人数はどの程度に上るのか、国の資料から見ると、文部科学省の学校基本調査の結果によれば、2012年5月1日現在の首都圏1都3県の公立小学校6年在籍者数は29万6720人となっており、2011年5月1日現在のこの数は、29万6893人でした。
わずかながら減少していることになっています。

今年は1都3県の公立小学校6年生の数が前年より約0.1%減り、2月1日午前の受験者数は2%強減少し、約3万7000人(2月14日までに受験者数が判明した学校のデータから算出しました)となっています。
首都圏1都3県の公立小学校6年在籍者数で割った「2月1日受験率」も昨年より低下しており、約12.5%(2月14日までに受験者数が判明した学校のデータから算出しました)になっています。

但し、この数はあくまでも2月1日午前に入試を行った私立中を受験した子どもの割合であり、1月に入試を行う茨城県・埼玉県・千葉県の学校だけを受験した子どもや、公立中高一貫校だけを受検した子どももいるので、それらを含めた首都圏の中学受験生の実数はもう少し多く、受験率ももう少し高いといえるでしょう。
それでも、私立中受験生だけに限れば、減少傾向にあることは間違いないことです。

中学校入試は昨年より応募者数が増加する学校は少なくなっていることは確かです。
ただ、中学を受験する人数が今後減少し、入試の難易度が下がるかというと、そういったことはないようです。
教育の質を上げるための努力を惜しむような学校は淘汰されていき、より進学率を高くするような学校も現れてくるかもしれません。

無事に進学校に合格できた場合でも、レベルの高い授業についていくため、塾や家庭教師で学ぶ事は必須だとおもわれます。