東京都の中学受験状況
東京にある私立中学校への中学受験状況は、31年連続で東大高確率がトップの開成中学では、前年よりも78人受験生が増えました。
同様に麻布中学も40人前年より受験生が増え人気の高さは変わりません。
東京私立中学校御三家の中の武蔵中学校だけは、82人昨年より受験生を減らしました。
女子の御三家の状況は、桜蔭中学校が昨年よりも65人減、女子学院中学校が21人減、雙葉中学校も21人減らしています。
私立の有名中学受験は、若干受験生は減っているものの、難関であることは変わりません。
御三家以外の私立中学校では、男子校の駒場東邦中学が23人減、桐朋中学が5人減、早稲田中学が56人減といずれも今年は受験生が減っています。
私立中学への受験生が減っている理由として、保護者の経済的理由や大学への進学状況が影響していると考えられます。
東大をはじめとして国公立大学や早慶上智などの難関大学への合格者が伸びた学校は、翌年の中学入試では、人気が上昇するといったことが起こります。
今年は、海陽中等教育学校や世田谷学園など受験者数が増えた学校になっています。
ただ、大学合格実績は有力な学校選びの判断材料ではあるのですが、それだけが難関大学への入学の道とはいえません。
中学校の段階から大学付属校に入学することも選択のひとつです。
確かに大学付属校は入学後の進路変更が、しにくくなるという点はありますが、大学のキャンパスと隣接していることで、広い敷地や施設の充実度合が違うこと、10年一貫教育を受けられ高校から大学での講義に出ることもできるなど、多くの利点もあるようです。
そういった学校を望むなら、1日も早く、塾や家庭教師で対策を始めましょう。